かつてこの駅は、門司港から鹿児島まで九州を縦貫する鹿児島本線の起点の駅でした。関門トンネルが開通するまでは九州の鉄道の玄関口として、大変にぎわったそうです。もじこう駅。
今は門司〜門司港駅間は鹿児島本線の北端に行き止まりの形。
けれど主要駅としての役目を終えた今も、観光名所として多くの方が訪れます。
さすが行ってみたい九州の駅ナンバーワンに輝いただけあって、見所満載な駅であります。ナンバーワンと言っても地方のフリーペーパーでなんですけどね。いいんです、それ見て行ってみたいと思ったんですから。
駅舎は、1914年に建築された木造駅舎です。夜景で撮るとますますゴージャス。左右対称の外観デザインが特徴のネオ・ルネッサンス様式で建築されました。ドイツ人技師ヘルマン・ルムシュッテルの監修。
駅舎としては全国で初めて国の重要文化財に指定されたとのこと。
広々として天井も高い駅構内。
売店なんかもうまくマッチしててカッコイイ。
看板の漢字がいいんです。
待合室の椅子。
洗面所が駅舎とは別にあって、そこもまたレトロですごくかわいいんです。1929年建設。
大理石の洗面台、ノスタルジックな蛇口、磨耗した石の床、全てに味わい深い洗面所です。しかも女性のほうがちょっと広いんだって!
大興奮のねきねきでありますがしかし、トイレで写真撮りまくるのもあれなんで、ちょい自粛、、
端っこのほうなんかもいろいろと見てみる。
駅正面から左側の引っ込んだとこ。
ねこさんおったーー。扉の隙間にちょっこん。
ホームにて。
ちょっとがらんとしてさびしげなんだけど、またそれがいい。
「もじこう」の文字が素朴でかわいいね。
お疲れ様です!カメラ目線ありがとです!
長いホームの端っこから改札に向けて。
そして一番撮りたかった駅の向かいの高架からのショット。
三脚かついで夜道を歩いて行ったのよ。ちょっと怖かった。。
行き止まりってのがよくわかりますね。入ってきては出て行く列車を眺めつつ、当時の賑わいを偲ぶねきねきなのでした。
そしてここで、とんでもないものを拾うわけなのですが、、、
それはまた、別のお話。。。